ライラの冒険
3月に公開予定のライラの冒険。
「ロードオブザリングを超え
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ないかもしれない」
と、私が指輪物語を大好きなのを知っている妹が「超える」と言いたい気持ちを抑えながら微妙な言い回しで貸してくれたので読んでみました。
が、これは、おもしろい。非常におもしろい。個人的には(指輪物語は超えないけど)ハリーポッターより好きです。
ただ・・・原作を読んだ方はわかるかもしれないけど、映画向きじゃない気がする。残酷なシーンが多いし、とにかく心理描写が非常に大切なので表現しきれないんじゃないかな。特に主人公の母親の心理なんか無理だよ。ラストの主人公達についての場面も陳腐なものになってしまいそうだし。原作とは別物にしないとどうにもナラン気がする。
そうそう、ハリーポッターで思い出したけど、一応、謎のプリンスまで読んでます。以下、ネタバレありそうなので読んでない人はご注意を。
1作目を読んだときから、嫌いでした。ええ、スネイプの野郎です。卑屈の固まりというか、何というか、あんな先生がいたらいけないのです。ま、ハグリットも大概にしておけと思わないでもないですが、スネイプだけは許せません。それが、謎のプリンスでは、何ですか!!!英雄になる余韻を残して終わっているではないですか。ウチの家族にはあまり同意してもらえなかったのですが、あの大事件はヴァルデモートを倒すためのダンブルドアの作戦なのではないかと睨んでます。自分を殺させてスネイプを送り込むわけですね。ドラコも死なないですむし。
で、ネットで検索してみたら同じようなことを考えている人は多いですね。ほぼ、確定かなぁ。
あぁ、主要人物が他に二人死んじゃうらしいし、最終巻読みたくなくなってくるなぁ。
結局、読むんだろうけど。
ハリーポッターってあまりおもしろくないと思いつつ、つい手が伸びる。